Crystal Heart Diary

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レッドウイング アイアンレンジ rw8080 購入後半年レビュー

今回は去年からハマっているブーツについて書いてみようかと思います。

4.5年前ぐらいに初めて買ったブーツはアルフレッドバニスターのエンジニアブーツでした。これはつま先も細身に出来ていて、割とフォーマルな感じにも合うブーツでした。今でもたまに履いていますがレッドウイングやチペワと比べると圧倒的に軽いですし、バックにジップが付いているので脱ぎ履きが楽です。何回ソールを交換したかわからないですね。いっつもミスターミニットでカカトが無くなりそうになったら交換してました。一度ロンドン出張の際に削れまくって現地でソール交換したことが個人的にはチャレンジャブルな経験でしたね。

また、ソール交換の際に店員さんにかなり乾いているので絶対今日栄養補給したほうがいい!!安くしとくから絶対やって!!とゴリ押しされてやってもらったこともあります。当時は全然革ブーツのメンテナンスについて無知識だったので言われるがままでしたが、今ならその理由も店員さんがあれほどまでに引き止めて言ってくれた理由もわかります。だって数年アッパーに関してメンテらしいメンテは行なっていなかったのだから・・・。今は革のメンテにどっぷりハマって一緒にメンテしているのでクタクタですけどツヤツヤですw

そして昨年2018年に新しいエンジニアブーツが欲しい!と思い調べまくったところ、レッドウイングとチペワに行き着きました。友人からすればこの両ブランドはギターに例えればギブソンフェンダーみたいなものだ。どっちを買っても間違いはない!という事もあって、両ブランドのどっちかにしようと絞り込みました。

その後調べていくうちにショートエンジニアブーツならチペワだろ!的な投稿も多く見受けられ、画像検索をしこたま見続け、チペワのフォルムに魅了されました。ただなかなか近場でチペワを取り扱っている店舗がなく、購入するまでになんと4ヶ月も要しました。最終的にはやはり聖地上野で購入。このままだとチペワの話になってしまうので、チペワのエンジニアブーツについてはまた後日詳しく書ければ・・・。

レッドウイング アイアンレンジを購入

そんなこんなで革靴にハマってきた僕はついにギターでいうギブソンであるレッドウイングに手を出そうと考えました。最近の持論は人間は最終的に王道に帰る!というものです。歴史があり、今もなお残り続けているブランドにはそれ相当の理由があり、魅力を備えているのです。

またまた検索の日々。個人的な好みでいくとベックマンかなぁと思っていた矢先に新宿の店頭で出会ったのがアイアンレンジでした。ちなみにアイアンレンジの説明は以下の通り。レッドウイング公式からの引用です。

購入時の写真

購入時の写真

アイアンレンジとは、レッド・ウィング社のあるアメリカ・ミネソタ州の北部にある鉄鉱石の鉱山地域の名称です。かつてここで働いた多くの鉱夫達は、足先を保護するためにつま先に一枚革を付け加えたキャップドトゥのブーツを履いていたことから、このキャップドトゥのブーツをアイアンレンジ・ブーツと名付けました。
 この「キャップドトゥ」は20世紀初頭のワークブーツには幅広く採用されたデザインでもあり、創業間もない時期のレッド・ウィング社のカタログ(1910年のもの)を見ると、掲載されている37型のワークブーツの内33型がキャップドトゥのデザインとなっています。時代が流れ、現在の安全靴の標準仕様であるスティールトゥが普及するとともにキャップドトゥのブーツは減っていきましたが、一部のスティールトゥのブーツは、当時のつま先保護・補強のための仕様であるキャップドトゥのデザインを1990年代まで保っていました。そうして今日に受け継がれたキャップドトゥのデザインをリファインしたものがアイアンレンジです。
 ラスト(木型)は、レッド・ウィングのラウンドトゥのブーツに幅広く使われている8番ラストです。ワークブーツらしいゆったりした設計で、履きやすさに定評があります。
 #8080のレザーには、エンジニアブーツやロガーブーツなど、ヘビーデューティーなワークの現場で履かれるブーツに多用されている、厚い塗膜を持つブラック・クロームが使われています。レッド・ウィングのワークブーツを代表するブラック・レザーです。

redwing公式ページより
http://www.redwingonlinestore.jp/item/08080.html

ラスト(木型)はベックマンと同じ!それは惹かれるわけです。クラシックな出で立ちの中に無骨さというか若干のワイルドさを感じる魅力溢れるワークブーツです。ひと月前にチペワを買ったばかりというのに速攻お金おろしにいきましたw

現在(約半年履いた状態)の写真

シューツリーに入れた状態で撮影したので割と甲の部分が綺麗に撮れていますが、実際はもう少しシワがある感じです。艶が出てきて、くるぶし周辺にも使用によるシワが良い感じに出てきています。メンテはこれまでにレッドウイング純正のレザーコンディショナーでオイルアップを購入時に一回と3ヶ月ぐらいの時にマスタングペーストで一回、黒のM.MOWBRAY シュークリームジャーで一回行なった状態です。シュークリームを行なって磨いたところ一気に艶が出たような気がします。成分のせいなのかな?同様にバニスターのブーツもやったら凄くツヤツヤになったし。

普段は履いて帰ってきたら馬毛ブラシでさっとブラッシング。シューツリーを入れるか乾燥剤を入れて湿気取りを行なっています。なのでニオイも気にならないし、いつも履き心地はとても良いです。

アイアンレンジの感想

何と言っても履き心地です!レッドウイングは最初は革が硬いのでひたすらに足から血が出る!という書き込みも多くてビビっていたのですが、確かに最初の2週間ぐらいまではカカトに靴擦れが出来ていた気がします。ただアイアンレンジは何と言っても歩きやすい。エンジニアブーツを履いていたせいもあるかもしれないですが歩くのが楽しいぐらい歩きやすい。靴擦れも起きなくなってからこのブーツを履いて歩くのが楽しく感じるレベルです。

今となっては色違いのrw8111(アンバーハーネス)を購入したい気持ちさえあります。黒は使いやすくて渋くカッコ良いのですが、エージングの楽しさをもっと追求する場合は黒以外のほうが楽しそうなんですよね・・・。

色んな人のエージング画像を見ているとやはり茶系のブーツのエージングはすっごくかっこいいのです。現在ブーツを4足も所有しているのでそろそろ置き場に困ってきてるのでどうするか本気で悩んでます・・・。

というわけで所有ブーツ「アイアンレンジrw8080」の紹介でした!